登りすぎると弱くなる!?理由解説[ボルダリング×トレーニング]

ゆううつ

どうも〜!クライミングジム店員ぶちょーです。

今回は毎日のように登っている人に向けての記事になります。

運動(ボルダリング)を始めた初期の段階では自分の体についてやその競技の負荷、

どのくらいの練習頻度で上達するのかなど、右も左も分からないため

クライミングの楽しさに突き動かされるままにジムに毎日のように通ってしまいがちです。

特に夏休みなどの長期休暇がある学生は要注意ですよ。

毎日のように登るとどうして弱くなってしまうのか説明していきます。

目次

オーバートレーニング

オーバートレーニング。

聞いたことはありますか?

弱くなってしまう原因の一つです。

オーバートレーニング症候群とは

オーバートレーニング症候群とは

過度なトレーニングなどのストレスにより精神や肉体が慢性疲労状態となり、パフォーマンスに影響を与えます。

体や心の疲労に回復が追いついていないことによるストレスの蓄積が原因です。

つまり、

やりすぎ

登りすぎ

がパフォーマンスを落とすのです。

具体的なオーバートレーニングになる要因は

  • レストをしない
  • 長期レスト後の負荷を上げたトレーニング
  • 高すぎる強度でのトレーニング
  • 睡眠不足
  • 栄養不足
  • タバコ、アルコールの過剰摂取
  • 仕事での大きなストレス
  • 病気中のトレーニング

などがあげられます。

自分を追い込む人はクライミングをが強くなりますが、追い込みすぎると逆に弱くなります。


「ぶちょログ」
週何回クライミングすれば上達するのか頻度を考える[初~上級者] | 「ぶちょログ」 あなたにも、こんな疑問はありますか? 登る頻度ってどのくらいがいいの? 今の頻度で上達するの? 僕も仕事が多忙で思うようにクライミングができず、もやもやしていた時...
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怪我と故障

上記で説明したとおり、オーバートレーニングはストレスを溜めてしまいます。

ストレスはコルチゾールというホルモン物質を分泌させます。

コルチゾールは筋肉をつけにくく、タンパク質を分解してしまう作用、さらに食欲も増加させてしまいます。

ストレスがかかるとこのデブホルモンが分泌され体重が増加しやすくなります。

クライミングは体重の増加がパフォーマンスに大きな影響を与えます。

体重が重くなると指や体に掛かる負担はさらに大きくなり、怪我をしやすくなってしまいます。


「ぶちょログ」
ストレスについてもまとめてあります

オーバートレーニングにより体の疲労が蓄積してる中、さらにトレーニングを重ねれば間違いなく怪我や故障をします。

怪我や故障をしてクライミング(ボルダリング)する時間が減れば当然弱くなってしまいます。

自分が今のトレーニングの負荷は適切なものなのかをもう一度確認し、疲労はしっかり回復させてください。

予防策

以下の項目が多く当てはまる方は要注意です。

  • 疲れやすくなる
  • 全身の倦怠感
  • 筋力と持久力の低下
  • 寝れなくなる
  • 食欲が落ちる
  • 生理不順
  • 体重が減る
  • 集中力が続かない
  • 落ち着きがなくなる
  • 不安にかられる
  • 心拍数、血圧が上がる
  • 運動後、通常の血圧に戻るまで時間がかかる

これらを多く感じた時にすぐトレーニングの負荷を減らし、回復に努めてください。

オーバートレーニング症候群かな?と思ったらまずは原因となるものを排除し、

登り過ぎな人はレストをしましょう。

レスト中は栄養をしっかり摂り体を回復させ、

マッサージなどで精神的な疲れも回復させてください。

毎日登っても筋肉は増えない

まずはじめに、

筋肉を増やすにはトレーニングで筋肉を一度壊し、回復させなければいけません。

回復した時にトレーニング前よりも少し増えます。

少し詳しく説明すると

トレーニングをすると筋肉の繊維に傷が付きます。

体はまたそのトレーニングの負荷による傷に耐えることができるように、さらに強い筋肉を作ろうとします。

この回復時にタンパク質などの栄養をどっさり与えることで筋肉が増えるのですが、

回復にも時間がかかるのです。

この回復には2日間ほどかかると言われています。

ここで、やっと言いたいことが言えます。

登った次の日はまだ回復途中です!

回復する前に登ってしまうと、筋肉はまだ壊れている状態なので、さらに筋肉を壊すことになります。

これでは筋肉は増えていかないどころか、壊れてる筋肉をさらに壊すので筋肉は減っていきます。😨

ただ、初心者のうちは筋肉を増やしてパワーをつけるよりも

技術の習得を優先させたほうがいいですよ。

使えない筋肉を増やしたところで重りにしかなりませんから…

オーバーワークによるストレスの蓄積は疲労や怪我だけでなく、筋肉まで落としてしまうのです。

筋肉が落ちればそれだけパワーが出なくなってしまいます。

回復(レスト)をしっかりしないことでクライミング(ボルダリング)は弱くなります。

まとめ

登っているのに強くならない…

弱くなってる…

と感じている人はオーバートレーニングの可能性はありませんか?

もう一度自分のトレーニング内容を見直し、自分に合ったトレーニングをしましょう。

オーバートレーニングだと感じたら

勇気を持ってレストしてください。

大体、登りすぎる人は「一週間レストすると弱くなってしまう」という忌避感に駆られていることが多いです。

一週間のレストで弱くなってしまうことはまずありません。

この記事で説明したとおり、”登りすぎ”がクライミング(ボルダリング)を弱くするのです。

休養もトレーニングのうちですよ!!


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登っているのに強くならない理由[ボルダリング]

上達しないわけを解説し、

さらに、強くなる人は〇〇の水準が高いということを詳しく説明しております。

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