【急成長の可能性】ボルダリングが強くならない理由7選

今回の記事は「登っているはずなのに強くならないんだよなぁ…」と感じている方に向けて書いていきたいと思います。

この記事を読むと「そうだよなぁ」と感じるかもしれませんし、

読んでいるうちに「そんなこと言われても…」と思うかもしれませんが、この記事を読む方は

「強くなりたい」

「上達したい」

「上手くなりたい」

と切実に願っている方だと思います。

一人でも「登っているのに強くならない」理由に共感してくれる方がいれば幸いです。

この記事は、「強くなるにはどうしたらよいか分からない…」行き詰まりクライマーの方に向けた記事です。

この記事を書いた人

ぶちょー(クライミング飛鳥店長)

15歳からクライミングをはじめ、現在30歳。
趣味は読書やカメラ。
【登ってきた主な課題】
最高RP 四段+(V13) 5.13d 

ハイドラ(四段+) フルチャージ(四段) Ammagamma (V13)Midnight Lightning(V8)などなど

リキッドフィンガー 5.13d

目次

ボルダリングが強くならない理由7選

強くならない原因として以下のものが挙げられます。

理由7選
  • スランプだから
  • 登っているつもり
  • 同じことの繰り返し
  • 言い訳が多い
  • おごりがある
  • 考えが足りていない
  • ムーブの精密化が足りていない

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スランプを抜け、急に強くなることもあります

クライミングが急激に上達するのは最初だけです。

初めて間もない頃は、慣れやムーブの習得によりどんどん課題が登れます。

その高揚感と相まって、上達を感じやすいのではないでしょうか。

しかし、ある程度クライミングを経験すると、誰しもスランプやプラトーを感じる時がやってきます。

これは誰にでも訪れるもので、スランプやプラトーを抜け出した時、一気に上達することもありえます

スランプとプラトーの脱出方法はこちら⇩

中級者のレベルになると上達は穏やかになり、上級者のレベルは更に穏やかに上達していきます。

これは客観的に他のクライマーを見ていても感じますが、実際に僕自身も肌で感じております。

上達度が穏やかすぎて、上達を感じないかもしれませんが、継続的に登っていれば確実に上達していきます。

強くならない、上手くならない理由

登っているつもりになっている

登っているつもりになっていませんか?

ジムには長時間いるのに登っている時間は少なかったり、登っている時間は多いけれど、集中して登っている時間は皆無だったり…

ゆるく登る時間はあってもいいと思いますが、毎回ゆるいと上達もゆっくりです。

メリハリが大事です。

「登っているつもり」にならないためにはトレーニングの記録をつけるのをおすすめします。

登った本数、強度、時間を長期間記録することで、上達も感じることもできると思います。

テキトウに登るのはやめにしませんか?

ジムに通う頻度を知りたい方はこちら⇩

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同じことの繰り返し

長年ジムに通うとトレーニングの内容が単調になったり、普段と違う習慣を取り入れにくくなります。

毎回同じ負荷でトレーニングしていると、段々そのレベルの負荷では成長できなくなってしまいます。

負荷を徐々にあげていきましょう。

自分にあったレベルの課題をたくさん登るのも大切ですが、行き詰まりを感じたら一つ上の「簡単にはできなそう」な課題や、「一ヶ月後の目標」になりうる課題もトライしましょう。

できないことをできるようにすることで上達を感じます。

「なんだか最近弱くなったかな?」と感じている方の中には、面倒くさいからといってやめたトレーニングがある方はいますか?

以前はやっていたことをやらなくなってしまっていませんか?

”一年前は腕がパンパンになるまで登っていたのに、今は余力を残して帰宅する”

だったり

”ナガモノやルートもやっていたのにやらなくなってしまった”

など、実は上達には欠かせないものを忘れてしまっているのかもしれません

言い訳が多い

年齢、性別、リーチ、環境。

言い訳には多くの種類がありますが、それらが頭をよぎるのは仕方がないと思います。

言い訳が多くなると、”自分の限界を引き上げること”ができなくなります

言い訳をしないようになるにはメンタルを強くする必要があります。

メンタルを強くするには日々、セルフイメージをあげておく習慣を作らなくてはいけません。

メンタルを強くしたい方はこちら⇩

言い訳を声に出しても自分が成長するわけではないですし、時には聞いている人に不快感を与えます。

言い訳したい…と思った時は声に出すのを抑えて、自分が足りないものをどうカバーするか。

自分にできないことをできるようにするには何ができるのか。

言い訳に逃げず、今からできる解決方法を考えたほうが成長できますよね。

「これは〜だからできない」

と感じるのはただの思い込みの可能性もあります

おごりがある

「自分はいろいろ経験してきたから、あの課題もなんとかなる」

だったり

「周りよりもこの分野は強い。この分野はもう伸ばさなくてもいい」

「パワーはある」

自惚れですね。

めったにいないでしょうが、自信がありすぎたり、プライドが高い人は要注意です。

考えが足りていない

課題に行き詰まる理由として、考えが足りていない場合があります。

例えば、もう少し違う角度で保持をすれば楽に登れるのにそれができない。

もう少し勢いつければいいのに静的に動いてしまっていて登れない。

そもそもムーブが間違っている。

などなど、あと一歩なのに考えが足りず、”自分には力が足りない”、”柔軟性が足りない”と決めつけてしまうクライマーが大変多いです。

あれ?いけそうかも?と感じた課題があったら、もう少し深く考えてみてください。

深い思考はクライマーを成長させます。

ムーブの精密化が足りていない

初心者から中級者は最小限の力で登れる技術を身につけることで、次のレベルのグレードが楽にこなせるはずです。

ですが、一つの課題が最小限の力で登れるようになったところで、そのグレードを楽に登る能力は身に付きません。

たくさんの課題をこなしてください。

そのグレードを楽に登る能力やオンサイト能力はムーブの引き出しが増え、応用できるようになることで身に付きます。

これを僕はムーブの精密化と呼んでいます。

ムーブの精密化について詳しくはこちら⇩

強くなる人は努力の水準が高い

強くなる人は努力の水準も高いです。

例えば、中々上達しない人が強くなるには「一日5課題は登れば強くなる」と感じているのに対して、上達が早い人は「一日20課題は登らないと強くならない」と感じています。

この考えの差だけで、4倍のトレーニング量の差になりますよね。

他には、強くなる人は100トライの失敗くらいでは諦めないのに対して、強くなりにくい人は5とか10トライで挫折します。

挫折のタイミングが早い場合、実はもう少し頑張ったら登れたであろう課題を取りこぼしてしまっています。

それは完登という自信をつける機会、メンタルを強くする機会を取りこぼすということになります。

「上達できてない方が努力してると思っていること」が、ぐんぐん上達している人にとっては、なんてことないことなのかもしれません。

努力とすら思っていないかもしれませんね。

例えば、ゲームやスマホに夢中になっている小学生を想像してみてください。

子供達は努力している感覚は無いと思います。

楽しんで、夢中になっているからスコアが伸びたり物語がどんどん進むのです。

これをクライミングに置き換えると、クライミングをより楽しみ、夢中になれると努力を努力だと思わないうちに上達していきます。

よって、クライミングが強くなるには「たくさん努力しなければいけない」という考えを、クライミングが強くなるには「より楽しまなければいけない」という考えに置き換えることもできます。

クライミングを心から楽しみましょう!

強くなれない理由は、心から楽しんでいないからかもしれませんよ?

心から楽しむためには、「いろいろなクライミングをする」「仲間を増やす」「上達する」「クライミング以外を充実させる」など、”いつもと同じ”から抜け出してみましょう。

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【知らなきゃ損!】科学的に証明された回復法で1グレード強くなれます

※以下の文章には一部プロモーションが含まれます。

ボルダリング上達に必要なのは「マインド」「トレーニング」「リカバリー」だと僕は考えています。

体への負荷が大きいスポーツだからこそ、回復をおろそかにするとケガにつながります。

実際、僕は15年間の中で疲労が抜けないまま登って大けがをしたり、無理な減量でスタミナを失った経験があります。

その経験から言えるのは、「体のケアを怠らないこと」。

疲労や緊張が続くと、体にダメージが蓄積してしまいます。

リカバリーには「食事」「睡眠」「セルフケア」の3つが重要。

トレーニングと同じくらい回復にも意識を向けることで、理想の自分に一歩近づけるはずです。

こんな方は続きを読んでみて下さい
  • 怪我をしたくない
  • もっと強くなりたい
  • モテる体を手に入れたい
食事で回復させる(詳細)

「自分が食べるものが体を作る」という言葉をよく聞くことがあります。

糖質や脂質はエネルギーとなり、タンパク質は体を回復させ、ビタミンやミネラルは回復を促進させます。

その中でも身体を回復させるのに重要な栄養素はタンパク質です。

タンパク質(アミノ酸)には、筋肉痛の軽減効果や筋肉増強効果があります。

体は運動開始時から回復が始まり、その後48時間ほど続きます。

この、体が回復している間、体内に十分なタンパク質で満たす必要があります。

普段の食事から十分なタンパク質を摂れない場合、プロテインやEAA(必須アミノ酸)で補っていく必要があるのです。

僕は甘ったるいプロテインを飲んでいたら、”飽き”と”くどさ”でプロテインが飲めなくなりました。

オススメはEAA(必須アミノ酸)です。

僕がオススメしたいEAAはこちら➡Impact EAA

このEAAは甘すぎず飲みやすいので1年以上リピートして飲んでいます。

僕がimpactEAAを飲む理由
  1. 甘すぎず飽きない
  2. おいしく飲みやすい
  3. セール時のコスパ最強

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BCAAとEAAとロイシンを比較した文献ではロイシン<BCAA<EAAという順番で効果が高いとの結論でした。

EAAって何?

どのタイミングでどれくらい飲めばいいの?

という疑問をお持ちの方は、下記の記事にまとめてありますのでぜひ読んでみて下さい。

\おすすめの記事/

※年齢を重ねるとさらにタンパク質必要量が増加するという資料もあります

参考文献

睡眠で回復させる(詳細)

睡眠もボルダリングの疲れを回復させるために重要です。

睡眠不足には以下の影響があります。

  1. トレーニング効果減少
  2. 筋グリコーゲンの減少
  3. 集中力低下

トレーニング効果減少

睡眠不足で筋肉の回復や成長が妨げられ、トレーニングの効果が低下します。

筋グリコーゲンの減少

睡眠不足で筋肉のエネルギー源である筋グリコーゲンの蓄えが減り、疲れやすくなりパフォーマンスが低下します。

集中力低下

睡眠不足で集中力が低下し、注意散漫になります。

トレーニングや学習に支障をきたす可能性があります。

以上のことから、

体を回復させるためには、十分な睡眠時間を確保し、質の高い睡眠を繰り返さなければなりません。

リラックスするために寝る前にストレッチや深呼吸を行うと良いでしょう。

さらに、湯船につかる、就寝前のスマホをやめるなども効果的です。

参考文献

セルフケアで回復させる(詳細)

僕は2021年に首を痛め、2022年には肩のケガを負い、長い期間とても辛く、悲しい思いをしました。

スポーツ全般に言えますが、

怪我を負うことは【上達の停滞】を意味します

ケガの原因を探ったところ、筋肉のコリが原因で負荷が偏り、ケガにつながったようでした。

疲労やコリを回復させる上で重要なのは、筋肉の緊張を緩めてあげることです。

「筋肉の緊張を緩める」とは要するに、血行を良くするということです。

警告します

以下のような方は重大なケガをしてしまう可能性がります。

  1. 慢性的にこっている場所がある
  2. 慢性的に痛い箇所がある
  3. 体の一部の柔軟性が低い

姿勢が崩れれば、普通は負担がかからないところに長時間負担をかけている状態です。

長時間無理な姿勢が続くと、血行が悪くなり筋肉の硬直が進みます。

分かりやすくすると、

姿勢の崩れ➡筋肉の緊張➡血行不良➡筋肉の硬直

となります。

さて、慢性的にこっているという人が考えなければいけないことは2つ。

姿勢の改善

血行の促進

です。

これらを改善するために、僕がオススメするのは「マッサージガン」です。

こんな方におすすめです。

  • 肩こりや疲労がある方
  • 整体に行くのが面倒な方
  • マッサージ店に通っている方
  • 時間もお金も無駄にしたくない方

整体やマッサージ店に通うのもいいですが、圧倒的にコスパがいいのがこの「マッサージガン」です。

実際僕も使っていて、即効性の効果もあります。

週に一度、整体やマッサージ店に通うより、毎日のマッサージガンが体を回復させます

マッサージガンのここが良かった!
  • 持ち運べる
  • 毎日できる
  • マッサージで疲れない
  • 筋肉がほぐれて可動域が広がる
  • パフォーマンスが向上する
  • 翌日のダルさが軽減される

いろいろマッサージガンを試してきて、今実際に僕が使っているのは「uFit RELEASER Mini」というマッサージガンです。

このサイズの中では一番パワフルで、押し当てても止まらないのが最高です。

充電が6時間ほどもつため、遠征にもっていけるのも魅力のひとつでした。

僕が使った感想を詳しく知りたい方はこちら➡マッサージガンのレビュー

いろいろなマッサージガンをまとめた記事はこちら➡マッサージガン徹底比較

\公式サイトなら安心!/

参考文献

【リカバリーまとめ】

食事、睡眠、セルフケアをバランスよく行うことで、ボルダリングの疲労を効果的に回復させることができます。

自身の体の声を聴きながら、適切なケアを行い、より充実したボルダリングライフを送りましょう

\いろいろな角度から上達できる方法をまとめています/

\トレーニングの質を上げたい方はこちら/

マインドを変えたい方はこちら

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