今回は僕の最も行ってみたいエリア、ピークディストリクトについて記事にします。
ピークディストリクト。グリットストーン。
聞いたことがある方もいるのではないでしょうか。
イギリス、ヨークシャー地方のピーク・ディストリクト一帯のボルダー群をグリットストーンボルダリングエリアとも呼びます。
グリットストーン(英語: gritstone)またはグリット(英語: grit)は、固くて目の粗い、石英質の砂岩である。この言葉は特にこのような砂岩が建築材料として切り出された場合に用いられる。イギリスのグリットストーンは粉ひき、製紙パルプ製造に使用される石臼や、刃物用砥石として用いられた。”グリット”は角張った砂のかけらが埋め込まれたグリットストーンに対して用いられる。それは通常小さな小石に混ざっている
引用: Wikipedia 「グリットストーン」
このエリアにはボルダリングとルート、どちらもありますが、今回はピーク・ディストリクトのボルダリングに焦点を当てて記事を書きます。
さてさて、早速紹介を始めます。
僕がこのエリアを知った理由は、ある映像を見たからです。
その映像とは…
「Life On Hold」というDVD。
この映像の中で映し出されるエリア全体のロケーションの良さ、課題達の質、岩の形状と高さ…
映像の中には、ハイボルダーがいくつも出てきます。
これらの課題はボルトのない伝統的なクライミングを尊重する、イギリス独自のクライミング文化です。
この文化をざっくり表すと「美しいクライミング」ですね。
この作品は僕の憧れるクライミングをそのまま映像にしたようなものでした。
本編は、冒頭からかっこいいんです!
僕がはじめてみた時は、冒頭で引き込まれました。
ちなみにこれ↓が冒頭の課題「careless torque」8a(Ⅴ11、三段)
ロケーションも岩の形状も美しく、高さもある課題。
そしてカンテ。
僕の好きが詰まっています。
あぁ…登りたい…。
このDVD、ぜひ見てみてください。オススメです。
ピーク・ディストリクト国立公園
イギリスにある、ピーク・ディストリクト国立公園(peak district national park)はロンドンから北西に4時間、マンチェスターからは南東に車で1時間ほど走らせると到着します。
羽田からロンドンまで飛行機で直行便、半日くらい。
マンチェスターに行こうとすると乗り換えがあります。
ピークディストリクト国立公園は、イギリス有数の観光名所ともして知られており、広大な自然、中世貴族邸宅など、風情のある景色が楽しめます。
ピーク・ディストリクトはある高地の南端にイングランドのエリアペナイン山脈。それは主にダービーシャー北部にありますが、チェシャー、大マンチェスター、スタッフォードシャー、ウェストヨークシャーおよびサウスヨークシャーの一部も含みます。多様性に富んだエリアで、ほとんどが荒れ地の大部分があり、地質が砂岩であるダークピークとホワイトピークの石灰岩エリアに分かれています。
(中略)観光は、その町や村、それらの多様なアトラクション、カントリーハウス、遺産サイトにとって依然として重要です。町の外では、公共の歩道、サイクリングトレイル、ロッククライミング、洞窟探検の広範なネットワークを歩くことが人気のある目的です。
引用:Wikipedia「 peak district 」
ルイス・パーキンソンがピーク・ディストリクトで登る動画
最後に出てくる「 Not To Be Taken Away」 6c の岩にある左のカンテが「careless torque」8aです。
ルイス・パーキンソンさん↓
グリットストーン47課題
The Angel’s Share (7c)
換算するとV9、二段+。
David Fitzgerald on ‘Voyager’ (8B+)
換算するとV14、五段。
最後に
ルイス・パーキンソンさんの動画を紹介したかっただけなのに、思いのほか長い記事になってしまいました。
この記事に需要があるのかは分かりませんが…
僕は近いうちに、このエリアに行きます。絶対。
この記事を見て行きたいと思った方は一緒に旅の計画立てましょ。
登りたい課題がたくさんあるなぁ。
わくわく。
トポ↓
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