ボルダリング中の言い訳|クライミングあるある10選

言い訳

言い訳ってついつい出ちゃうんですよね。

僕も出ちゃいます。この記事を書くことで、自分にも喝が入りそうです。

言い訳しても、いいことなんてありません!

この記事では、言い訳あるあると言い訳をモチベーションに変える方法をご紹介!

そんなことはわかってるんだよ。しょうがないだろ。と、この記事を読んで怒る人いそうですね…

これから偉そうに言い訳を羅列していきます。

僕にもブーメラン返ってきて、自分に当てているところもあるので痛み分けで許してください。m(_ _)m

目次

言い訳①「リーチが足りない」

これがクライミング史上、最も多い言い訳ではないでしょうか。

課題が登れない時、リーチのせいにしてしまってはいませんか?

それはなぜか…

おそらく、「リーチを努力で伸ばすことはできない」からで「リーチがある人が楽に登れる」ことが多々あるからです。

そこで嫉妬心が生まれ、言い訳が浮かんでくるのです。

リーチを補う方法はありますよ。

  • 肩甲骨周りを柔らかくする
  • ムーブを使う
  • 引きつけ力を上げる
  • デッドやランジでカバー
  • 保持力を上げてギリギリまで持つ

できることはまだまだあります。

そのホールドに届かないのはリーチのせいだけですか?

上記のすべてが十分な域に達している場合に、はじめて、言い訳してもいいのかもしれません。

(リーチのせいだけでできない課題は割と存在する)

リーチがなくても強い人、いますよね。

そういう人をお手本に、自分に足りないものは何か。

考えましょう。

言い訳②「ヌメる」

ボルダリング中、登れない言い訳その②は「ヌメる」です。

この言い訳は僕もたまに言ってしまいます。

ヌメっても持てる圧倒的な保持力をつければいいのは言わずもがな。

体の使い方次第で持てるようになったり、チョークや制汗剤などでヌメリは軽減できるのです。


そんな方にオススメな記事は…

ぬめり手とシューズのにおい対策[ボルダリング中の手汗・足汗]

ヌメリ手の方は一読の価値ありです。


言い訳③「グレードが辛いから」

言い訳「グレードが辛いから」登れない。

悩ましい言い訳でございます。

グレードとは単なる指標です。

曖昧なんです。

課題をよく作る僕としてはグレードなんて気にせず、僕が作った課題全てをトライしてほしいです。

よく聞く(見る)のは

「この課題は○級だから、僕(私)にはまだ早いな…」

…ンもっったいな〜い!!!!

その考えで何回強くなれる機会を取りこぼしてしまっているか…

5級クライマーが1級触ってはいけない。そんなルールはありません。

難しい課題もやりましょうよ!

もし、「ここのグレード辛くない?」「辛くいから登れない」「辛いとやる気にならない」という考えをお持ちの方、一旦グレードのことは忘れてみてください。

その課題をできない理由は「グレードが辛いから」ではなく「その課題ができるだけの実力が足りてない」からです。

この言い訳は原因を課題に転換しています。

登れない原因はいつでも自分にあるのです。

グレードの話は長くなりそうですのでまた別の記事にて…

でもこれは言いたい。

「甘いと言われている課題、登れた時、本当に心の底から喜べますか?」

と。

でもまあ、

自分の実力を出し切って登れた時は、グレード関係なく嬉しいものですけどね!

言い訳④「忙しくて登る時間がない」

登れない言い訳④です。

それは、「忙しくて登る時間がない」というもの。

登る時間ないという方に限って、毎晩のように晩酌していたりするものです。(偏見)

ストレス発散のためにはやめられない?

アルコールは一時的な快楽を得るための嗜好品です。

お酒

アルコールは体調を悪くし、睡眠の質を下げ、次の日の作業効率を落とし、筋肉の生成も阻害します。

結果、ストレスを増やすのです。

(これを聞いて何かしらの言い訳を返す人は言い訳癖がついている)

世の中の殆どの人は忙しくありません。忙しいと思い込んでいるでけです。

(仕事と家事と子育て、すべてしている方は忙しい)

ジムに通う時間がない?

本当にそうですか?週に一回、2時間だけでも登るのと登らないのでは上達の速度は雲泥の差です。

週に一回でも仕事を早く終わらす、仕事を減らす、休みの日に早起きして時間を作る。

それらの努力はしていますか?

忙しくても少しでもいいから登りましょう。

時間を作る努力、しましょう

僕はクライミングするために仕事やめましたよ!笑


週何回クライミングすれば上達するのか頻度を考える[初~上級者]

ボルダリング(クライミング)する丁度よい頻度を紹介。

年齢やグレード別になってます。


言い訳⑤「歳だから」

老人

登らないための言い訳その⑤は「歳だからこんな課題はできない」というものです。

年齢を言い訳にしている方、いますよね。

歳を重ねればそれだけ骨密度が下がり、腱は弱くなり、代謝も悪くなり、筋力も衰えます。

それはわかります。

ただ、それなのに対策とってないのはなぜなのでしょうか。

忙しいから?(言い訳)

自分の体にあった十分なケアをしてますか?

ストレッチ、健康的な食事、質の良い睡眠、筋トレで体のコンディションを整えましょー。

老化を止めることはできませんが、遅らせることならできるはず。

50代でクライミングを始めて、70代の今もクライミングを楽しんでいる方もいるように、クライミングを楽しむのに歳なんぞは関係ないのです。

怪我をしそうな時は、頑張りすぎないように!

言い訳⑥「ホールドが悪い」

課題ができない言い訳その⑥、「ホールドが悪いから保持できない。」です。

これもまた、自分ではなくホールドが悪いような言い方ですよね。

これも、保持できない原因は自分にあるのです。

そのホールドが持てないのは保持力が無いからという理由だけですか?

持つ場所、持ち方は考えましたか?

テキトウに保持しようとしていませんか?

持つ場所は数ミリ単位で調整し、持ち方は何通りも考えましょう。

体の位置や、力の入れ方で保持が楽になることはザラにありますよ。

強い人、経験のある人は悪いと言われているホールドを持てています。

悪いホールドを持てないのは、自分が弱いからなのです。

(これも僕自身に言い聞かせている)

圧倒的な保持力、欲しいですね〜!

言い訳⑦「フットホールドが悪い」

はい。これも↑の「悪くて持てない」と同じですね。

「足が悪い」から登れない。

置き方、力の入れ方、角度、チョークの付き方まで細かく考えましょう。

登っているとよく、足が悪いと感じるなら

スクワットやカーフレイズ(踵を上げるトレーニング)、体幹トレーニングなどの筋トレも取り入れる努力も必要ですし

より悪いフットホールドで練習し、耐性をつけるという方法もあります。

保持力の場合もこの練習は有効で、より悪いホールドで練習しておくと悪いと思っていたホールドが持ちやすく感じます。


足がホールドから離れる理由[強傾斜でのクライミング]

足使いがうまくなるためのトレーニング、コツを紹介しています。


言い訳⑧「痛い」

筋肉痛

クライミングって痛いんですよ…

「このホールド痛いからやだ」

いやいやいや、痛くても歯を食いしばって保持して登るんです。

指皮ズル剥け、内出血、打撲、筋肉痛、足のタコ、極小ホールド、変態ムーブ。

クライミングはほんとに痛い。辛い。

過酷です。なんで痛いのに登るのか…

クライマーはみんなドエ…自分に厳しい。

痛みを耐えた先に完登があり、上達があり、喜びがあります。

いろいろな痛みを経験するおかげで、より喜びが大きくなるのかもしれませんね。

言い訳⑨「こんな課題は外(コンペ)には無い」

背面
背面課題、あります。

これもまたできない時、自信が無い時の言い訳です。

コーディネーション、確かに外岩にはほとんど無いかもしれません。

しかし、体の連動性を上げるトレーニングとしてはコーディネーション課題は有効です。

体の連動性や空間認識能力が上がることは外岩を登る上でも、絶対プラスになるはず。

結局は、できないことに対する言い訳です。

コンペにしても岩にしても、どんなムーブが出てくるかは分かりません。

最近ではジャムが大会に出てきたり…

どんな課題でも好き嫌いせずに登る。

上達の近道かもしれませんね。

言い訳⑩「モチベーションが上がらない」

筋肉

プロやジム店員は特に、これを言い訳にしてはいけません。

(僕も気をつけます。)

一般クライマーの方たちは「モチベーション上がらないから今日はやめよ〜」となるのも、自由です。

しかし、クライミングでお金をもらっている人たちが、モチベーションを理由に登らない。なんてことはできません。

できないのです…

モチベーションは自信がついていくことにより徐々に上がっていきます。

モチベーションが上がらないから登れない…

のではなく、登らないからモチベーションが上がらないのではないでしょうか。


[クライミング]メンタルを強くするその1

記事の半ばにモチベーションについて書いてありますのでぜひ一読ください。

メンタルコントロールについても詳しく説明します。


原因は他にもある。

言い訳する人に共通することは、原因を決めつけているところにあります。

課題ができない理由は1つではなく至るところにあります

1つの言い訳に逃げてしまうのは、思考停止。

思考停止になると、強くなるための機会を取りこぼしています。

登れない原因をいくつも見つけ、なぜできないか考え、それを補うムーブやトレーニングをすることによりクライミングは上達していくのだと、僕は思います。

ちがいますか?

言い訳の代償

言い訳をよく言う人はセルフ・ハンディキャップ効果という現象が起きています。

セルフ・ハンディキャップ効果というのは

自らにハンディキャップを課すことで、たとえ失敗した時でも他のせいであると言い訳ができるようにして自尊心を守る。成功した時はハンディキャップがあるのに成功したと自己の評価をより高められる予防線を張る防御的な行為である。これらの行動に能力の向上や生産的な価値はない。失敗や成功の原因が自己の能力や努力ではなく、外部から与えられた要因にあるとすり替えて思いこむ、行為だからである。無意識に行動に組み込まれている人が多く自分に向き合えず改めることができない場合が多い。

引用:ウィキペディア セルフ・ハンディキャップ効果

先にできない理由を言い訳として周りに公言することで、できなかった時の保身とします。

この保身は実際に脳にブレーキがかかり、全力を出すことができなくなります

「昨日は徹夜したから力でない〜」というのが典型的な例ですね。笑

言い訳をモチベーションに変える

言い訳が出てくるのは、自分の弱さを受け止められないときや、誰かに嫉妬しているとき、自分を守ろうとしているときです。

逆に、言い訳が浮かんだら、言い訳を言う前になぜその言い訳が浮かんだのか考えます。

自分に足りないこと、努力を怠っていたこと、逃げていたことをもう一度見つめ直しましょう。

自分に足りてないことを分析し、行動して、克服できればクライミングが飛躍的に上達するはずです。

最後に

僕も言い訳、言ってしまいます。

努力が足りてない人の言い訳は、聞いている方からすると、あまり気持ちのいいものではありません。

言い訳が浮かんできてもグッとこらえ、原因は本当にそれだけなのかを探りましょう。

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【知らなきゃ損!】科学的に証明された回復法で1グレード強くなれます

※以下の文章には一部プロモーションが含まれます。

ボルダリングの上達に必要な要素、考えたことはありますか?

僕は「マインド」×「トレーニング」×「リカバリー」だと思っています。

ボルダリングは身体的な負荷が高い活動であり、ケガをせずに登り続けるには十分な回復が必要なのです。

僕は13年クライミングをしてきて、いろいろな失敗をしてきました。

例えば、体の緊張や疲労が抜けていないままトレーニングを行って全治半年以上のケガ。

また、軽さを求めたダイエットをして筋肉が減ってしまい、スタミナ不足に陥ったり…

失敗をしてきた経験を踏まえて、あなたにお伝えしたいことは、「体のケアを怠ってはいけない」ということです。

なぜなら疲労や体の緊張が慢性的に続けば、負荷が偏り、偏った負荷は体へのダメージになります。

疲労を回復、リカバリーさせるためには以下の3点が大切です。

  • 食事
  • 睡眠
  • セルフケア

トレーニングの質だけでなく、リカバリーの質も向上させることで、よりハードな課題に打ち込むことが可能となります。

よって、リカバリーの質を高めることで「あなたの理想」に一歩近づくはずです。

こんな方は続きを読んでみて下さい
  • 怪我をしたくない
  • もっと強くなりたい
  • モテる体を手に入れたい
食事で回復させる(詳細)

「自分が食べるものが体を作る」という言葉をよく聞くことがあります。

糖質や脂質はエネルギーとなり、タンパク質は体を回復させ、ビタミンやミネラルは回復を促進させます。

その中でも身体を回復させるのに重要な栄養素はタンパク質です。

タンパク質(アミノ酸)には、筋肉痛の軽減効果や筋肉増強効果があります。

体は運動開始時から回復が始まり、その後48時間ほど続きます。

この、体が回復している間、体内に十分なタンパク質で満たす必要があります。

普段の食事から十分なタンパク質を摂れない場合、プロテインやEAA(必須アミノ酸)で補っていく必要があるのです。

僕は甘ったるいプロテインを飲んでいたら、”飽き”と”くどさ”でプロテインが飲めなくなりました。

オススメはEAA(必須アミノ酸)です。

僕がオススメしたいEAAはこちら➡Impact EAA

このEAAは甘すぎず飲みやすいので1年以上リピートして飲んでいます。

僕がimpactEAAを飲む理由
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BCAAとEAAとロイシンを比較した文献ではロイシン<BCAA<EAAという順番で効果が高いとの結論でした。

EAAって何?

どのタイミングでどれくらい飲めばいいの?

という疑問をお持ちの方は、下記の記事にまとめてありますのでぜひ読んでみて下さい。

\おすすめの記事/

※年齢を重ねるとさらにタンパク質必要量が増加するという資料もあります

参考文献

睡眠で回復させる(詳細)

睡眠もボルダリングの疲れを回復させるために重要です。

睡眠不足には以下の影響があります。

  1. トレーニング効果減少
  2. 筋グリコーゲンの減少
  3. 集中力低下

トレーニング効果減少

睡眠不足で筋肉の回復や成長が妨げられ、トレーニングの効果が低下します。

筋グリコーゲンの減少

睡眠不足で筋肉のエネルギー源である筋グリコーゲンの蓄えが減り、疲れやすくなりパフォーマンスが低下します。

集中力低下

睡眠不足で集中力が低下し、注意散漫になります。

トレーニングや学習に支障をきたす可能性があります。

以上のことから、

体を回復させるためには、十分な睡眠時間を確保し、質の高い睡眠を繰り返さなければなりません。

リラックスするために寝る前にストレッチや深呼吸を行うと良いでしょう。

さらに、湯船につかる、就寝前のスマホをやめるなども効果的です。

参考文献

セルフケアで回復させる(詳細)

僕は2021年に首を痛め、2022年には肩のケガを負い、長い期間とても辛く、悲しい思いをしました。

スポーツ全般に言えますが、

怪我を負うことは【上達の停滞】を意味します

ケガの原因を探ったところ、筋肉のコリが原因で負荷が偏り、ケガにつながったようでした。

疲労やコリを回復させる上で重要なのは、筋肉の緊張を緩めてあげることです。

「筋肉の緊張を緩める」とは要するに、血行を良くするということです。

警告します

以下のような方は重大なケガをしてしまう可能性がります。

  1. 慢性的にこっている場所がある
  2. 慢性的に痛い箇所がある
  3. 体の一部の柔軟性が低い

姿勢が崩れれば、普通は負担がかからないところに長時間負担をかけている状態です。

長時間無理な姿勢が続くと、血行が悪くなり筋肉の硬直が進みます。

分かりやすくすると、

姿勢の崩れ➡筋肉の緊張➡血行不良➡筋肉の硬直

となります。

さて、慢性的にこっているという人が考えなければいけないことは2つ。

姿勢の改善

血行の促進

です。

これらを改善するために、僕がオススメするのは「マッサージガン」です。

こんな方におすすめです。

  • 肩こりや疲労がある方
  • 整体に行くのが面倒な方
  • マッサージ店に通っている方
  • 時間もお金も無駄にしたくない方

整体やマッサージ店に通うのもいいですが、圧倒的にコスパがいいのがこの「マッサージガン」です。

実際僕も使っていて、即効性の効果もあります。

週に一度、整体やマッサージ店に通うより、毎日のマッサージガンが体を回復させます

マッサージガンのここが良かった!
  • 持ち運べる
  • 毎日できる
  • マッサージで疲れない
  • 筋肉がほぐれて可動域が広がる
  • パフォーマンスが向上する
  • 翌日のダルさが軽減される

いろいろマッサージガンを試してきて、今実際に僕が使っているのは「uFit RELEASER Mini」というマッサージガンです。

このサイズの中では一番パワフルで、押し当てても止まらないのが最高です。

充電が6時間ほどもつため、遠征にもっていけるのも魅力のひとつでした。

僕が使った感想を詳しく知りたい方はこちら➡マッサージガンのレビュー

いろいろなマッサージガンをまとめた記事はこちら➡マッサージガン徹底比較

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参考文献

【リカバリーまとめ】

食事、睡眠、セルフケアをバランスよく行うことで、ボルダリングの疲労を効果的に回復させることができます。

自身の体の声を聴きながら、適切なケアを行い、より充実したボルダリングライフを送りましょう

\いろいろな角度から上達できる方法をまとめています/

\トレーニングの質を上げたい方はこちら/

マインドを変えたい方はこちら

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