どもども(*^^*)
ぶちょーです。
僕はクライミングジムで店員をやってます。
そんな僕がボルダリングのセッションの魅力を語る記事です。
この記事はどちらかと言うと初心者向けです。
結論から先に言うと
- 初級者、中級者のクライマーはどんどんセッションに参加するべき
- 上級者は一人で撃ち込む時間を大切にする
- セッションは楽しい
こんな感じです。
初心者、中級者のうちは自分よりも上手い人達が
たくさんいるため学べることも多く、上達も早くなります。
しかしある程度経験を積み、
セッション仲間から学べることが少なくなってきた時
セッションよりも一人で黙々と登ったほうが上達する可能性もあります。
これをふまえた上で読み進めて下さいね。
セッションについて説明した後、
セッションのメリットをたくさん紹介していきたいと思います👍
それと、デメリットや注意点も説明します。
ボルダリングの「セッション」って?
ボルダリングにおけるセッションとは
既成課題や自分たちで作った課題を
「複数人で一緒にワイワイ登ること」
です。
「恥ずかしい…」
とか
「まだまだ弱いから混ざれない…」
なんて言っていたら上達の機会を逃してます。
「自分の上達のためだ!」
と割り切って恥ずかしがらずに(恥ずかしくても)セッションに参加するのをおすすめします。
セッション初心者に助言です。
ほとんどのクライマーはセッションに加わってくれる人は大歓迎だと思います。
セッションは人が増えればどんどん楽しくなっていきますからね!
セッションに参加する際、強さは関係ありません。
もし実力差が大きい場合は
ホールドを足したり抜いたり変えたりして参加できるのも魅力です。
それを恥ずかしいと思ってはいけません。
何も恥ずかしいことはありません。
僕は実力差があるのにセッションの混ざって上達しようとしてる人を尊敬します。
賢いなとも思います。
強い人とのセッションは学べることも多く、メリットだらけですから…
ここで注意することは
セッションだけで上達するわけではありません。
ボルダリングは一人で黙々と登ることも必要ですし
誰かと一緒に楽しく登ることも必要なのです。
どちらも成長や上達するには欠かせないと思います。
今回は複数人で登ることの大切さにフォーカスして説明していきます。
セッションに参加するメリット
セッションに参加するといいことだらけです!
セッションしましょう!!
ではセッションのメリット9個、
説明していきます。
楽しい
もっとも感じやすいメリットですね。
セッションに参加することは楽しいです。
びっくりするようなムーブが繰り出されたり
誰かと楽しく登ると大体面白いことが起こります。
誰かとワイワイ登る。
それだけで楽しいです。日々のストレスも吹っ飛びます。
力を出せる
セッションは誰かに見られながら登ることになるため
「ここでは誰も落ちてないから落ちれないな」
という緊張や
「あの人が見てる…格好いいところ見せたい」
という見栄、
「あの人より登りたい!」
というような闘争心により
一人で登るとき以上の力が出ていることがあります。
セッションでいつもより力が出せているという時はラッキーです。
強くなれますよ〜👍
コミュニティが増える
セッションに参加することでクライマー間のコミュニティが増え
さらにクライミングが楽しくなるはずです。
仲間が増えれば一緒に遠征したり
一緒に岩場に行っちゃったり…
もしかしたら生涯付き合っていく間柄になるかもしれません。
そんな仲間を増やすには
「この課題一緒にトライしてもいいですか?」
と聞くだけです。
だめだと言う人はいないと思います。
「混ぜてください」
とお願いして
セッションに混ざることを許せない人に強い人はいません。
そのような人から学べることはほとんどありません。
もう一つ増える繋がりは仲間ではなく
ライバルです。
仲間でありライバルということもあるでしょう。
「負けたくない」と思えるライバルがいれば
より成長できますよ。
教えてもらえる
自分よりも経験のあるクライマーとのセッションでは
ムーブが分からなかった時にアドバイスしてくれたり、
ホールドの位置など教えてくれることが多々あると思います。
課題のことだけでなく上達法や自分の経験談、
クライミングについての知識なども教えてくれたり…
セッションはメリットだらけですね!
注意することは…
ムーブを教わりすぎて自分で考えることができなくならないようにしてください!
モチベーションが上がる
自分よりも強い人の登りというのは
見るだけでモチベーションが上がります。
「自分もあのくらいきれいに登れたらなァ」
「あの保持力…。羨ましい…」
など、目標ができます。
目標を作ることはとても大切で、モチベーションの支えになってくれます。
モチベーションが上がればトレーニングにも身が入り、
上達も早くなります。
弱点と強みがわかる
セッションをすることで自分を客観的に見やすくなります。
一人で登っている時は
「なぜできないんだ?」
と感じていたことが
客観視することで
「あの人はここで引きつけることができるけど、自分は引きつけられない」
「あの人は足が上がらないけど、自分は上がる」
など比較できるため、自分の強みと弱点を知ることができます。
そうすると、
どのトレーニングを重点的にすればよいのかを具体的に決めることができます。
ムーブの引き出しが増える
セッションは自分では思いもよらなかったムーブがバンバン出てきます。
色々なムーブを見ることで自分が引き出せるムーブも多くなります。
ムーブの引き出しが多くなり、みんなが解決できないところを
自分のムーブで解決できた時、あなたは(一瞬だけ)ヒーローです。
「おおぉぉぉ!!」
「そのムーブ、ヤバいっすね!」
なんて言われちゃうかもしれません笑
学べる
強い人とのセッションはモチベーションが上がるだけでなく
学べることもたくさんあるはずです。
休憩する時間や頻度、
足使いやホールディング、体の使い方から気持ちの入れ方まで
細かいところまで観察してください。
強い人のいいところは貪欲にパクっていきましょう。
まずはパクる。
強い人のいいところはすべて自分のものにしちゃいましょう!
人に教えることで気づきがある
店員の僕も肌で感じていることですが、
人に教えると、そのことに関して理解度が深まります。
教える時は口で説明するよりも、実際に自分が登って教えたほうが気づきも多いはずです。
これは失敗談ですが、
「ここは、こうしてこう!」
なんて意気込んで口で説明したのにも関わらず
実際に登ってみたら
「あれ?難しいぞ…」
なんてこともあります。
そういう時は素直に謝って、その人にあうムーブを1から探します。
この作業は失敗の恥ずかしさと、アウトプットにより
そのムーブや動きに対して理解が深まります。
まあ、嘘を教えないのが一番ですが…
セッションのデメリット
セッションは楽しいですし、いいことだらけですが
実は上達を遅らせてしまう可能性もあります…
このことも知っておいて下さい。
待つ
まずはこれです。
セッションに参加する人数が多くなればなるほど
自分が登る順番が来るまでの時間が長くなります。
その時間は登りたくても気を使って待たなければいけません。
よって、一人で登っている時よりも
登る時間が短くなってしまうということです。
登らずして上達することはありません。
得るものが少ないセッションは上達が遅れます。
しゃべる時間が多くなる
メリットで説明したように
コミュニティが増え、仲のよい仲間が増えると
会話も盛り上がります。
会話ばかりしているとあっという間に時間が過ぎてしまい
ジムの滞在時間は長いのにあまり登れていないかもしれませんよ?
人見知りにはストレス
人見知りの方がセッションに参加する場合はかなりストレスがかかると思います。
緊張しながら登ってもあまりよいパフォーマンスは出せません。
無理にセッションに参加する必要はないです。
みんなとワイワイするのが苦手という人もいますよね。
僕も以前は苦手でした。
昔はセッションに誘ってくれたのに断ってしまうこともありました。
今はそれを少し後悔しています。
ジムに長く通っていると
気の合うクライマーがいつか見つかる、見つけてくれるはずです。
気の合うクライマーが一人でも見つかるとクライミングは更に楽しくなりますよ。
セッションする時の注意点
セッションは楽しいため盛り上がります。
盛り上がると一つの壁を長時間占拠することになり、
そこの壁を登りたいと思っている方や
その近くを登りたいと思っている方からすれば
邪魔
になっていることもあります。
セッションを始めるにせよ、参加するにせよ
周りをよく見て気を使ってくださいね。
店員である僕はできるだけすべての人が居心地の良いジムを目指します。
僕だけでは力不足なのでご協力お願いいたします。
まとめ
セッションはたくさんのメリットがあるため
初心者、中級者クライマーの方たちは
自分よりも上手い人や強い人達のセッションにどんどん参加してみましょう!
少しハードル高いですね^^;
この記事のはじめでも説明しましたが
セッションすることのメリットはたくさんあります。
しかし逆に
一人で登ることで
自分を見つめ直せたり、集中して登ることができます。
ワイワイ登る時と集中して登る時のメリハリはつけたほうがいいですよね。
課題作りについてはこちら↓
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