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初めてボルダリングしたいけど、ルールが分からなくて不安…
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この記事を読んでおけば安心です。あらかじめ予習しておきましょう。
初めてのボルダリングでも安心!ルール解説
初めてのボルダリングでも安心して始められるよう、丁寧に解説していきます。
ボルダリングとは
はじめに「ボルダリング」とは何かを確認しておきましょう。
ボルダリングは、フリークライミングの一種で、ロープを使わずに3~5mほどの壁を登ります。
競技としてのボルダリングや、本物の岩場を登るボルダリング、ボルダリングジムで登るボルダリングがありますね。
ボルダリングジムで登る場合、安全のために厚いマットがあらかじめ落下ポイントに設置されています。
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上の表の通り、クライミングにはいろいろなスタイルがあります。
クライミングの中でもボルダリングは必要なものが少なく、もっとも始めやすいスタイルですね。
ボルダリングジムに慣れたら本物の岩で登ってみましょう。
ただし、初心者の方が一人で岩場に行くと危険です。
岩場に行ったことのある経験者と一緒に行くか、ボルダリングジムにて岩場講習を受けましょう。
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ボルダリングジムがなかった昔は、石垣や岩場で練習していたんですよ.
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ボルダリングの基本用語
この基本用語を覚えておけば、ボルダリングジムでの説明がスムーズに進むはずです。
知らなくてもスタッフが教えてくれますので安心しましょう。
- ホールド
- 課題
- カンテ
- ハリボテ
- グレード
- オブザベーション
- 足限定・足自由
ホールド
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壁についている突起を「ホールド」と言います。
持ち方や、力の入れる向きなどをしっかり考えましょう
課題
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決められたホールドで設定された、スタートからゴールまでのルートのことを「課題」と呼びます。
すべての課題には”課題を設定した人”がいます。
設定者は「こう登ってくれたらいいな」と考えながら作っているので、それを感じとることが登りやすくなるポイントです。
カンテ
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横に引っ張ることができるようになっている壁の形状を「カンテ」と呼びます。
課題によってはカンテを使っていい課題と、使ってはいけない課題がありますので注意してください。
ハリボテ
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壁についている箱状や球状のものを「ハリボテ」と呼びます。
ボリュームと呼ばれることもあります。
グレード
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課題にはボルダリングジム毎に難しさが設定されています。
課題の難易度を「グレード」と呼びます。
グレードは日本独自の段級システムを使用しているジムが多く、易しいグレードから「9級→8級→7級……→1級→初段→二段……→六段(日本最難)」となります。
ただのテープによる色分けのみのジムや、海外で使用されている「Vグレード」システムを採用しているジムもあります。
オブザベーション
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手順や足順、手で持つ場所や足を置く場所など、登る前にあらかじめ課題の下見することを「オブザベーション」と呼びます。
略して「オブザべ」と呼ばれることが多いですね。
足限定・足自由
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ボルダリングジムによって違いますが、「足自由」の課題と「足限定」の課題があります。
まず、足自由の課題は文字通り「足はどこを使ってもよい課題」です。
やさしい課題に多く、初心者でも登りやすくなっています。
つぎに、足限定の課題とは「手と足を決められたホールドのみを使って登る課題」です。
どこのボルダリングジムでも、5級程度になると足限定課題が増えていきます。
ボルダリングの基本ルール
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- オブザべーションをしましょう。
- スタートを両手で持ってマットから足を離しましょう。
- テープなどで指定されたホールドのみを使い登ります。
- ゴールを両手で掴んでゴールです。
- クライムダウンしましょう。
①オブザベーションをしましょう。
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まずは課題として設定されているホールドを確認しましょう。
確認せずに登り始めると、登っている最中に探さなくてはいけません。
それでは疲れてしまいゴールまでたどり着きません。
初心者の方はまず「ホールドの場所」「どっちの手でどのホールドを掴むか」「足はどこに置いたらよいのか」「どう身体を動かせばよいのか」を考えます。
この、登る前に登り方を考えることを”オブザベーション”と呼びます。
オブザベーションが上手くなると、無駄な力を使わずに登ることができます。
- スタートとゴールを見つけましょう
- スタートからゴールまで使うホールドを確認しましょう
- ホールドをどちらの手で掴むか考えましょう
- 足を置く場所も予想しましょう
- ここで足が滑ったらここに落ちるという予想をしましょう
②スタートを両手で持ってマットから足を離しましょう。
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オブザベーションが完了したら、スタートします。
スタートは指定されたスタートホールドを”両手”で掴みます。
他のホールドを持ってからスタートのポジションについてはいけません。
③テープなどで指定されたホールドのみを使い登ります。
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スタートからゴールまでは、指定されているホールド以外は使ってはいけません。
課題によって、足自由の課題と足限定の課題があります。
④ゴールを両手で掴んでゴールです。
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両手でゴールを掴んで体が安定したらゴールです。
両手で触れたらゴールなわけではありません。
⑤クライムダウンしましょう。
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ゴールができたら飛び降りるのではなく、できるだけクライムダウンしましょう。
飛び降りてしまうと、事故やケガの原因となります。
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ボルダリングの魅力
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ボルダリングは”性別や年齢関係なく一人でも登れること”と、”気軽に始められる手軽さ”は大きな魅力です。
その他には、”ダイエット効果”や”日常を充実させることができる”のも魅力の一つです。
しかし、もっとも魅力的な部分は”自分を成長させてくれるところ”にあります。
詳しく説明すると、「できなかった一つの動きができるようになる」ということが非常に頻繁に起きます。
まず、それが嬉しく感じます。
さらに「できなかったひとつの動きができるようになる」ことが続くと、課題を”完登”することができます。
課題を完登した時は格別に嬉しく、モチベーションが上がります。
このように、ボルダリングには喜びを感じる瞬間が非常に多く、”モチベーションが保ちやすく続けやすい”ことにも魅力があります。
続けることでボルダリングの技術は成長し、また大きな喜びを感じることができるのです。
この「成長という喜びを頻繁に感じられる」ところが最も重要な魅力です。
注意事項とマナー
- 迷惑行為はやめましょう
- 登っている人に近づいてはいけません
- 登っている人のそばで登り始めないようにしましょう
- 裸足や靴下で登ってはいけません
- マットの上で走る、寝る、飲食はやめましょう
- できるだけクライムダウンしましょう
- 周りをよく見ましょう
- 壁は占領しないようにしましょう
- 必要以上のアドバイスはやめましょう
ジムによって違いがあるので、ジムに掲載されている文を読んで下さい。
迷惑行為はやめましょう
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走り回ったり、大声をあげたり、他に登っている方に迷惑となる行為はやめましょう。
登っている人の近くには行ってはいけません
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登っている人は急に落ちてきたり、思いもよらないところに落ちてくることがあります。
待機中はできるだけ距離をとりましょう。
登っている人とは間隔をあけて課題にとりつきましょう
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課題によっては長い距離を移動することがあります。
同じタイミングで登り始めると、途中でぶつかってしまう可能性があります。
近くで登っているクライマーの課題を確認し、干渉しないよう注意しましょう。
裸足や靴下で登ってはいけません
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他人が裸足で触れたところを、手で持ちたくない方は多いです。
裸足や靴下で登るのはやめましょう。
マットの上で寝たり、走り回ったり、飲食はやめましょう
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マットの上で寝転がる、走り回るのは危険です。
絶対にやめましょう。
どこのボルダリングジムも、基本マット上での飲食は禁止されています。
できるだけクライムダウンしましょう
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上から飛び降りると、事故やケガの原因になります。
できるだけクライムダウンしてください。
周りをよく見ましょう
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夢中になるとまわりが見えなくなります。
近くの課題を登りたい方がいて、待っているかもしれません。
登りたいと思っている人がいないか、まわりを確認してから登りましょう。
壁は占領しないようにしましょう
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グループでの壁の占領すると、少人数で登りに来ている方たちはその壁を使いづらくなります。
長時間同じ壁で登らず、ある程度で登る壁を変更しましょう。
グループで登る方たちは、他のクライマーを快く受け入れる雰囲気が大切です。
必要以上のアドバイスはやめましょう
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ボルダリングは登り方を解いていくスポーツです。
それが楽しく、自分で考えたい方が多くいらっしゃいます。
悩んでいる方にアドバイスする場合は、軽いヒントのみにしましょう。
すべてを教える行為は、登る人の楽しみを奪っていることになります。
右も左もわからない方にはどんどんアドバイスしていいと思いますが、ある程度経験を積んだ方にはヒントでとどめておいたほうが良いでしょう。
ボルダリングジム受付の流れ
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- 入店
- 会員登録
- 料金お支払い
- シューズ合わせ
- 着替え
- 初回レクチャー
- 自由に登りましょう
ボルダリングに必要な持ち物
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- 動きやすい服装
- 靴下
- 利用料金
- シューズ(レンタル可能)
- チョーク(レンタル可能)
- チョークバッグ(レンタル可能)
⇩その他便利な持ち物はこちらの記事⇩
ボルダリングにもう少し詳しくなろう!
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ラインセットとまぶしセットとは
ホールドの配置方法には2種類、「ラインセット」と「まぶしセット」があります。
ラインセットと呼ばれるセット方法は、課題によってホールドの色や系統を統一されている、分かりやすい見た目のセットです。
まぶしセットと呼ばれるセット方法は、ジムによって設定された課題以外のホールドもついているセットです。
まぶしセットが施されている壁のことを「まぶし壁」と呼びます。
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- 課題がホールドで色分けされている
- 設定課題のホールドしかついていない
- 課題が分かりやすい
- 自分で課題を作りにくい
- 壁が傷みやすい
- 大きな動きがしやすい
- 女性やキッズは届かない場合がある
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- ホールドの近くのテープで課題を見分ける
- 設定課題以外のホールドもついている
- 課題が分かりにくい
- 自分で課題を作りやすい
- 壁が傷みにくい
- 大きな動きがしにくい
- 女性やキッズが楽しみやすい
ムーブとは
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ボルダリング(クライミング)において、登るために必要な動きを「ムーブ」と呼びます。
ダイナミックなものから静的なものまで、ムーブにはいろいろな種類があります。
課題の中で状況に合わせながら、一番楽なムーブを見つけ繰り返すことが完登につながります。
要するに、登るためにムーブを組み立てていく作業がボルダリング(クライミング)なのです。
足の置き方
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基本、足はつま先で乗ります。
土踏まずでは乗らないようにしましょう。
なぜなら、足の土踏まずでホールドに乗っている場合、身体の重心移動が困難になるからです。
重心移動が上手くできるようになると、ボルダリングはもっと登りやすくなるはずです。
⇩ボルダリングジムに行くのが不安な女性はこちらの記事がおすすめ⇩
![](https://blog.climbing-aska.com/wp-content/uploads/2022/06/blog-81-300x158.jpg)
![](https://blog.climbing-aska.com/wp-content/uploads/2022/06/blog-81-300x158.jpg)
⇩ボルダリングの本はこちらの記事がおすすめ⇩
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