この記事では、お子様が履きやすくパフォーマンスが上がるおすすめのシューズを紹介しています。
子供用のクライミングシューズってどんなものがあるの?
子供に合ったシューズを選びたい…
子供用クライミングシューズ…
失敗したくない…
そんな悩みや疑問を抱えているあなたが、スムーズに失敗することなくキッズ向けのシューズを選べるようにこの記事を執筆しました。
- キッズにはMADROCK MadMonkeyがおすすめ!
- できるだけソフトで軽いシューズが人気
- かかとのサイズ調整機構があるとグッド
- 2足目以降は普通のシューズを
この記事を書いた人
ぶちょー(クライミング飛鳥店長)
15歳からクライミングをはじめ、現在29歳。
趣味は読書やカメラ。
【登ってきた主な課題】
最高RP 四段 5.13d フルチャージ(四段) Midnight Lightning(V8)などなど
ではさっそくオススメのキッズ用クライミングシューズを紹介していきます。
※クライミングシューズはスニーカーとはサイズ感が異なります。足の実寸を計測しましょう。
キッズ用クライミングシューズおすすめランキング
第1位 MADROCK Mad monkey
足入れしやすく、軽く、柔らかく、サイズ調節可能な子供にやさしい最強キッズシューズです。
【メーカーコメント】
アッパーベルクロと踵のデュアルストラップにより調節範囲が広いのが特長。
ソールには成人向けのシューズと同じサイエンスフリクション・ラバーが使用されており、スメアリングテクニックの習得が可能。踵のアングル・閉まり具合の調整が可能なので、性別問わず様々な足型に適応。
痛がりで集中できないお子様に、特にオススメ!
非常に軽量で、ベルクロの幅も広く、脱ぎ履ぎや調整がとても簡単です。
・硬さ:ソフト/ミディアム
・アッパー素材:Syn Flex
・ミッドソール:1.4mmポリエステル
・ゴム:Science Friction 3.0、R2 randゴム
・ダウントゥー:なし
上履きが20㎝のお子様や足の実寸19㎝のお子様だとUS1がジャストになります。
洗うとワンサイズ縮むため、敢えて多きめサイズを購入するのもいいかもしれません。
第2位 イボルブ ベンガKids
こちらのキッズシューズもサイズ調節可能で軽く柔らかいため、キッズに大変オススメです。
つま先のソールが厚いので長持ちします。
マッドモンキーよりも軽いですが、ひもが細く長期間使うと切れてしまうことがあります。
【メーカーコメント】
キッズ向けオールラウンドモデル。
クライミングを始めたお子様の1足目に最適です!
ニット生地で肌触りが柔らかいのが特徴です。
ヒール回りにはサイズ調整用のベルトが搭載されており、育ち盛りの子供の成長に合わせて調整が可能です。
サイズ感は靴下使用の場合、実寸15cmでUSKid’s 11(16cm)をお勧めいたします。
サイズ展開は16cm~23cm サイズ毎1cm刻み。
タイプ / フラットソール、非対応プロファイル
ボディー材質 / 合成 (シンセティックVX) 、気孔付き
ミッドソール / MX-P 1.0mmセンシティブ・フルレングス
ソール / 4.2mm TRAX SASソール
重量:119g(サイズキッズUS2 片方のみ)
第3位 ボリエール ニンジャジュニア
上記のシューズに比べ、多少重量感と硬さがありますが、耐久性はピカイチです。
ひもが切れにくく、足入れもしやすいシューズです。
かかとのサイズ調整機構があるのもグッド。
【メーカーコメント】
キッズクライミングシューズ・ニンジャジュニアのアッパーにシンセティックニットを採用、通気性を高めたモデル。成長する子供の足に対応するためヒールカップにサイズ調整用のベルクロを装備。1足で2サイズをカバーすることができます。
第4位 スポルティバ グリピット
【メーカーコメント】
成長する子供の足に最適な一足。およそ3歳から7歳までを想定したキッズ用モデルです。つま先部分が幅広にデザインされ、足が大きくなるのに合わせてサイズを調節できるので、成長過程の子供の足に負担をかけません。非常に柔らかいソールはNO-EDGEテクノロジーを採用。
▼NO-EDGE TECHNOLOGY
足の形態学の詳細な研究と、異なる形状やサイズの岩に足を置くクライミングのあらゆる状況を想定し、「ノーエッジ」が考案されました。従来当たり前だったアウトソールのエッジをあえてなくすことでよりスムーズで正確なクライミングが可能になっています。
その他のキッズ用クライミングシューズ
【メーカーコメント】
エントリーモデル、モーメンタムをベースにしたキッズモデル。アッパーのファブリックはニットテクノロジーにより通気性を確保しつつ、柔らかな裏地付きになり、より快適にアップデート。耐久性とフリクションに優れたラバーと足裏感覚の伝わり易いミッドソールを採用。キッズ向けにカスタマイズされたフラットでニュートラルなラスト。1日中快適に過ごせるように設計されており、エントリーレベルのクライミングシューズに最適です
【メーカーコメント】
子供の足型に合うようにラストが設計されています。大きく開くベルクロシステムを採用しているので足入れが容易です。ソールのオプティマラバーは耐久性が高く丈夫な作りになっています。
2022秋冬カラーチェンジ!
アッパー素材:ポリエステル布地
ソール:オプティマラバー4mm厚
重量:約110g(サイズEU32片方)
実力を引き上げるキッズシューズの選び方
- できるだけ柔らかいシューズ
- できるだけ軽いシューズ
- サイズ調整可能なもの
ぶかぶかすぎるシューズはNGです。
足が成長するからといって大きいサイズを買うのはやめておいた方がよいでしょう。
サイズの合ったシューズ選びを推奨します。
なぜなら、ぶかぶかなシューズはつま先に力が集まらないため、クライミング技術を習得するうえで大変不利に働きます。
細かいフットホールドに立ちこむときや、ヒールフック、トゥフックなどのムーブが困難になり、課題の難易度を上げてしまいます。
具体的には、つま先に力が入らずホールドから足が滑ってしまうことがあります。
ぎちぎちすぎても足が痛くて続けることが困難になりますので、少し窮屈くらいのサイズ感がちょうどよいサイズ感です。
キッズには柔らかいシューズを
シューズの硬さを選ぶ際には、硬いシューズと柔らかいシューズの違いを理解しましょう。
まず、硬いシューズの特性は以下の通りです。
- 体重の重いクライマーでも、足の指の力が負けないようになる
- 極小の粒に立ちこめる
- 足が痛くなりやすい
- ソールの耐久性が優れている
次に柔らかいシューズの特性はこちら。
- ハリボテなどを面で乗る際、接地面が大きくなりフリクションが生まれる
- トゥフックが効かせやすい
- 足が痛くなりにくい
- 足裏感覚に優れる
- 薄く、ソールが摩耗しやすい
柔らかいシューズは摩耗が早いなどのデメリットはありますが、体重の軽いキッズはその点ではあまりデメリットにならないでしょう。
よって、足が小さく、体重が軽いキッズは硬いシューズではなく、柔らかいシューズの方が合っています。
岩場に行く際は硬いシューズの方がいい場合もありますが、一足目のジム用シューズであるなら、柔らかいシューズを選びましょう。
キッズにはできるだけ軽いシューズを
筋力がまだ未発達なキッズは、できるだけ軽いシューズがおすすめです。
重量のあるシューズはキッズにとって動きを妨げ、パフォーマンスを下げてしまいかねません。
シューズ全体を見た時にソール(ゴムの部分)の面積が狭く、薄いシューズが軽いシューズです。
サイズ調整できると足が成長しても安心
現代のクライミング用キッズシューズは、かかとにサイズ調節機能が備わってるものがあります。
1~2㎝ほどの調節が可能になり、キッズの成長に合わせてサイズを変えることができます。
週に2回以上クライミングをする場合、成長よりもシューズの寿命が先に終わります。
つま先のソール(ゴム)が減って中の皮の部分が見えてきた場合、それは寿命です。
週2回以上の場合、大体半年から9ヶ月ほどで寿命がきます。
「足が大きくなるから」と多少の余裕をもって購入した場合、ぴったりサイズになる前に買い替えることになってしまいますのでご注意を。
サイズ調節可能なシューズのデメリットとして、「ヒールフック」がしにくいことが挙げられます。
2足目はキッズシューズを卒業
週に2回以上登っているキッズクライマーは、キッズシューズが履き潰れたらキッズ用を卒業しましょう。
キッズに合うサイズを探すのはかなり大変ですが、キッズ用シューズに比べて性能が段違いです。
ヒールフックやトゥフックなどムーブの選択肢が増え、クライミングがより楽しいものとなります。
普通のシューズは探すのも金銭面でも負担がかかりますが、子供の成長のためにぜひ買ってあげてくださいね。
キッズのサイズに対応している2足目に最適なシューズはこちらです。
ローボリュームやウーマンタイプのクライミングシューズは小さいサイズから対応しています。
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