今回、ハルクファクターのEAAを購入したので、EAAの効果の説明とともに、レビューをしていきます。
ハルクファクターのEAAの購入を迷っている方や、比較的安価なEAAを求めている方はぜひ読んでみてくださいね。
僕がハルクファクターEAAを実際に飲んでみたところ、「これはリピートしよう」という感想を持ちました。
- アミノ酸、EAAとは
- ハルクファクターEAAの良いところ
- 悪いところ
- プロテインの違いと飲むタイミング
- 面倒くさがりの飲み方
アミノ酸

私たちの身体の筋肉、内臓、皮膚、爪、髪などのタンパク質はすべてアミノ酸でできています。
アミノ酸の種類は全部で20種類あり、その中でも「自分の体内で生成できるアミノ酸」と「できないアミノ酸」があるのです。
体内で生成できないアミノ酸は「EAA(必須アミノ酸)」と呼ばれ、食事から摂取しなくてはなりません。
トウモロコシには、それなりの量のタンパク質が含まれます。しかしラットをトウモロコシだけで生活させると、まもなく死んでしまいます。これはラットにとってトウモロコシのタンパク質の「質」が悪かったからです。
タンパク質とアミノ酸 前編 山本義徳業績集2
EAAとは

EAAとは必須アミノ酸9種類を指し、それらは以下の通りです。
- バリン
- ロイシン
- イソロイシン
- フェニルアラニン
- メチオニン
- ヒスチジン
- リジン
- スレオニン
- トリプトファン
この中の「バリン」「ロイシン」「イソロイシン」はBCAA(分岐鎖アミノ酸)と呼ばれ、筋肉の合成や回復促進などの効果があります。
しかし、BCAAのみの摂取だとタンパク質の合成効率は少し落ちてしまいます。
なぜかというと、アミノ酸を効率よく体に吸収させるには、これら9種類のアミノ酸をすべて摂らなくてはいけません。
タンパク質が多く含む食品でも、9種類のどれか一つが極端に低い場合、その含有量の低いアミノ酸に合わせて利用されます。
効率よく吸収されるよう、すべての必須アミノ酸がしっかり揃っているものが「質の良いタンパク質」ということです。
これを言い換えると「”アミノ酸スコア”の点数が高いものがタンパク質の質が高い」ということになります。
EAAは「質の良いタンパク質」です。
ハルクファクターおすすめポイント

- 比較的安価で手に入る
- 甘ったるさがない
- 口に直接入れる飲み方でもOK
- 溶けやすい
- 国産
ハルクファクターEAAは他のEAAと比べ、比較的安価で購入しやすい価格帯となっています。
Amazonや楽天で評価が良かったのも、購入を決めた理由のひとつです。
まず、ハルクファクターEAAは海外のEAAと比べても独特な甘みがありません。
ちなみに僕は昔、エクステンドBCAAを飲んでいましたが、甘すぎて飲み続けることができなかったです。
バルクスEAA(コーラ味)も試しましたが、こちらも味が強く、飲み続けることができませんでした。

付属スプーン2杯分(9.6g)を水200㏄に溶かして飲んでみました。


溶けやすさは◎
5シェイクほどで溶けました。
飲みやすいですが、正直、味は普通です。
僕は全く問題ありませんが、後味に少し苦味があり、人によって好みが分かれそうです。
溶かさず飲むのがおすすめ!
パッケージには水に溶かして飲むとかいてありますが、いつも僕はパウダーを直接口に入れて、そのあと水で流し込みます。
その時に味が濃いサプリだと、大変飲みにくいのです。
ハルクファクターEAAは濃すぎず、とっても飲みやすい!!
シェイカーを洗うのが面倒くさいのが直接飲みの理由です💦
ハルクファクターEAAは味が濃くなく甘くなく、水に溶かさず直接口に入れる飲み方にするとかなり飲みやすいです。
むしろ後味の苦みもなくなり、溶かさない飲み方が正解だと思うくらいでした。
面倒くさがりの方はこのEAA、かなりオススメ!
一回シェイカーを使わなくなるとやめられなくなります。
9.6gあたりのアミノ酸配合量
- ロイシン 1812㎎
- リジン 1261㎎
- イソロイシン 906㎎
- バリン 906㎎
- トレオニン 932㎎
- フェニルアラニン 932㎎
- メチオニン 296㎎
- ヒスチジン 642㎎
- βアラニン 1050㎎
コスパ
1杯75円とめちゃくちゃ安いです。
よくないポイント
いいところだけでなく「うーん…」なポイントも紹介します。
- トリプトファンが入っていない
- 一気に規定量以上飲むと下痢になる
トリプトファンは体がリラックスしてしまう効果に加え、摂りすぎると吐き気や頭痛が指摘されていて、トリプトファンをあえて入れないサプリは多くあります。
ハルクファクターもその中のひとつで、トリプトファンの代わりにβアラニンが含まれています。
βアラニンもアミノ酸の一種で、筋力アップなどの効能があります。
ハルクファクターEAAにトリプトファンは入っていませんので、トリプトファンは自分で調整して摂取するのがオススメです。
EAAと一緒に摂取するトリプトファンは0.2gほどにしましょう。(目安は耳かき1~2杯)

僕はパウダータイプのトリプトファンを、コンビニのスプーンですくって摂取しています。
他には、どのEAAでもそうですが15g以上を一気に飲むと、多くの方が浸透圧性の下痢になります。(腸内の水分が増えるため)
これを抑えるには一度に大量に飲むのをやめ、一時間を目安に少しずつ摂取していけば問題ありません。
EAAとプロテインの違い

- プロテインと比べてEAAは吸収が早い
- プロテインと比べてEAAはさっと飲める
- プロテインに比べてEAAは高価
- プロテインには糖質やビタミンや非必須アミノ酸が入っている
まず、プロテインの吸収時間は約1時間ほどですが、EAAは15~30分で吸収されていきます。
なのですぐに体に吸収させる必要がある方は、EAAのほうがいいでしょう。
次に、プロテインは20g以上になるので水に溶かす作業が必要となりますが、EAAは10g前後で足りるので水に溶かさず流し込むことができます。
僕は面倒くさがりで、水に溶かしたりシェイカーを洗うのが嫌なので、直接口に入れ流し込みます。
EAAは余分なものをそぎ落としているため、価格が高くなります。
EAAを飲む量とタイミング

EAAは、吸収時間が早いことが特徴です。
そのことから、筋肉の合成が始まるトレーニング中にEAAを摂取することをお勧めします。
トレーニング中に約15gを少しずつ摂取しましょう。
そうすることで下痢にもなりにくく、効率よく吸収されます。
ちなみにプロテインを飲む場合は、トレーニング30分から60分前に24~30g飲んでおくのがベストです。
その他に吸収効率以外の問題として、「トレーニング後48時間はタンパク合成が起こること」「起床時に血中のアミノ酸濃度が下がっていること」が挙げられます。
よって、できればトレーニング後48時間はアミノ酸を摂り続けましょう。
48時間の中で、起床時には必ずアミノ酸を摂るのがオススメです。
EAAは高価ですので、お金の問題がないならトレーニング中&就寝時&起床時がオススメです。
節約を考えるなら、トレーニング中はEAAを摂り、プロテインは起床時&就寝時に摂るのがいいと思います。
食事でタンパク質の摂取量をまかなえているなら、サプリは必要ありません。
面倒くさがりのEAA飲み方
僕は口に直接EAAを入れて水で流し込みますが、下痢が気になる方や衛生面が心配な方は「じょうご」を使った飲み方を紹介します。
まあ特別なことは何もなく、シェイカーではなくペットボトルにじょうごを刺してEAAを溶かすという方法です。
まず「特急じょうご」を購入して下さい。(※このじょうごを紹介したいだけ)
これはペットボトルの口のサイズに合っていて、角度のおかげで最速で粉がペットボトルに入り込んでいきます。
僕はシェイカーが面倒くさいと感じた当初、じょうごでペットボトルに入れて溶かし飲んでいました。
(今ではじょうごすら使わない)
いろいろなじょうごを試しましたが「特急じょうご」が一番ストレスがありませんでした。
ぜひお試しください。
まとめ
- ハルクファクターEAAは水にすぐ溶ける
- 水に溶かした場合、苦味が少し残るが飲みやすい
- 溶かさずに口に直接入れると、とても飲みやすい
- トリプトファンの代わりにβアラニンが入っている
- 「特急じょうご」がおすすめ

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