【まとめ】初めての外岩ボルダリングでも安心!必要な持ち物や危険な事

はじめて外岩に連れて行ってもらうのですが、右も左もわからないんです…

ぶちょー

安心してください!この記事を読めば不安を解消できるはずです!

この記事を読めば安心です。
  • 外岩ってどんな感じなのかわからない…
  • 必要なものが知りたい…
  • 便利な物ってあるの?
  • 服装悩む…マナーが知りたい…

初めて外岩に行く時は、わくわくすると同時にたくさんの不安がありますよね。

不安なのは、わからないことや心配なことがたくさんあるからです。

この記事で不安を解消して、楽しく外岩に行きましょう!!

目次

初めての外岩ボルダリング

室内のボルダリングに慣れてきたら、岩場には絶対行った方がいいです。

岩場でのボルダリングは足置きがシビアで、体のどこかがぶつかれば流血し、ホールドも小さく見つけにくいですが、岩場のボルダリングは最高です。

岩場のボルダリングは最高です!!(2回目)

歴12年を超えた僕が太鼓判を押します。

僕の人生は、岩場でのボルダリングによって変わりました。(現在ジムオーナー)

岩場のボルダリングが最高な理由
  • 自然の中で登るからリラックスできる
  • ピクニック感覚で楽しめる
  • プチ旅行がストレス発散になる
  • 魅了されるような課題に巡り合える
  • 基本的に課題が無くなることがないから成長が分かりやすい

今では「最高!」と言っている僕も、初めての岩場はわくわくしていたのと同時に、”怖さ”や”不安”がありました。

「落ちたら痛いのではないか」「怪我しないかな…」と感じていたと思います。

僕は10年外岩に行っていますが、大きな怪我は一度もありません。

全員が絶対大丈夫とは言えませんが、危険な事やケガの前例をしっかり予習することで、怪我をする確率を大きく下げます。

岩場でのボルダリングを120パーセント楽しむためには、「必要な道具をそろえる」、「トラブルを起こさない、巻き込まれないためのマナーを学ぶ」、「危険な事を予習する」…これらをしっかり抑えてから出発しなくてはいけませんよ。

必要なものだけでなく、マナーや危険な事もこの記事には書いてあります。

ぜひ最後まで読んでくださいね。

奥多摩の岩場
甲府市の岩場
アメリカの岩場

外岩ボルダリングに必要な持ち物

一覧内から詳細説明に飛ぶことができます。

クライミングシューズ

クライミングシューズは忘れてはいけません。

最重要チェック項目ですね。

岩場でのシビアなフットホールドはシューズのソールを”えぐります”。

中には、ジム用と岩用でシューズを分けるクライマーもいます。

チョーク

チョークも忘れてはいけません。

ボルダー用のチョークバッグだけでなく、腰につけることができるチョークバッグもあるとベストです。

⇩外岩に適したチョークは?という疑問をお持ちの方はこの記事⇩

ボルダリングマット

ボルダリングマット(クラッシュパッド)にはいろいろな種類があります。

マットを折りたたんだ際、中に荷物を詰め込めるものから、軽さを重視したもの、安全性を重視したものがあります。

自分にあったマットを見つけましょう。

ブラシ

短いブラシと長いブラシがあると便利です。

岩を傷つけない毛が使われているブラシを使ってください。

トポ

トポというのは、岩の場所や課題、アクセスが載っている本です。

1グループに一冊あれば十分ですが、課題が分からなかった時にさっと出せる点と、自分が登った課題にチェックをつけられる点から、自分のトポも持っていると便利ですよ。

救急セット

救急セットの中身
  • 絆創膏
  • 消毒液
  • 湿布
  • 痛み止め
  • とげぬき
  • ガーゼ
  • ポイズンリムーバー
  • 綿棒

このセットがあれば安心です。

ポイズンリムーバーは夏場の虫が多い時期に重宝します。

飲み物、食べ物

岩場に行く人達は、コンビニ弁当やおにぎりを買って食べている方が多いです。

エネルギーは糖質と脂質、回復はタンパク質です!

あると便利な持ち物

一覧から詳細説明に飛ぶことが可能です。

アプローチシューズ

岩場に行くためには、整備されている道をはずれ、山の中や川辺を歩くことになります。

できるだけアプローチシューズで行動しましょう。

サブマット

メインのマットでは補えない場所には、小さいマットを持って行って安全に登りましょう。

アサナのサブマットは折り畳み式で、男性一人寝転がれるくらいの大きさにもなります。

僕も使っていますが、大変重宝しております。

足ふき用マット

シューズに土がつくと、滑ってしまいます。

登り始める前に、土はしっかり落としましょう。

ブルーシート

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下地がぬかるんでいる時や水浸しの場合にマットの下に敷いて使用します。

アロンアルファ

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コニシ(KONISHI)
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指の皮が裂けてしまったとき、傷口を塞ぐために使用します。

傷口に流し込むと固まった時にあたって痛いので、傷口は閉じた状態で傷口が開かないように塗りましょう。

紙やすり

指の皮が捲れた時や、ささくれ立った時に皮をやすりで削ります。

削りすぎに注意してください。

テーピング

傷ができた時はテーピングで応急処置しましょう。

⇩巻き方について詳しく知りたい方はこちら⇩

あわせて読みたい
【ボルダリングの怪我】指と手のケア方法「まめが痛い!パキッた!」 「怪我を治すためには何をしたらよいか」「指皮、まめ、パキリ」について詳しく記事にしてあります。

ヘッドライト

思いがけず日が落ちてしまったとき、帰り道を照らすために必要です。

スマホのライトでも代用可能ですが、手が空くのでヘッドライトが便利です。

カラビナ

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下地が坂の時、マットどうしを連結させたり、スリングと合わせて使います。

他には荷物をマットにぶら下げる時に便利です。

スリング

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下地が坂の時、落ちるたびにマットがずれて毎回整えなければいけないという、面倒なことがあります。

そんな時はスリングを木や木の根に括り付け、カラビナとマットを連結することでマットのずり落ちを防止します。

ライトやカメラの設置にも役立ちます。

ティッシュ・ウェットティッシュ

ウェットティッシュは登り終わった時、お手洗いがない場所で活躍します。

他人の車で連れて行ってもらう場合、チョークまみれで乗車したくないですよね。

タオル

汗を拭いたり、チョークを拭いたり。

万能です。

虫よけ

虫が出る季節は蚊取り線香が必要です。

火気厳禁の場所は、虫よけスプレーを使いましょう。

日焼け止め

日焼け止めも大事ですね。

携帯トイレ

トイレのない岩場に行くときは携帯トイレを持っていきましょう。

スマホ三脚

自分の登っている動画を収めたいと思ったら、スマホ三脚があると便利です。

モバイルバッテリー

動画などを撮っていると、スマホの電池はすぐになくなってしまいます。

モバイルバッテリーがあれば安心ですね。

一眼レフカメラ

動画ではなくかっこよく写真に収めるのも、楽しいですよ。

少し荷物が重くなるのが難点ですが、僕はほぼ毎回持って行っています。

雨具

突然の雨も珍しくありません。

雨具を持っていると、突然の雨でも走って帰らなくてすみますね。

シングルバーナー

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バーナーがあればカップラーメン、コーヒーなどが作れます。

冬場はとくに、岩場で温かいものが食べられるので最高です。

火気厳禁な場所には持って行かないようにしてください。

防寒具(冬)

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冬場は暖かいダウンが必要です。

手袋は忘れがちなので気をつけて下さい。

ホッカイロ(冬)

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カイロはマグマがおすすめ!

服装

岩場では長ズボンがおすすめです。

虫さされ対策にもなりますが、足が岩にぶつかると、ジムより痛いです。

冬場はインナーに加え、アウターも揃えましょう。

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Instagramにて「#外岩」でリサーチすると、岩場のファッションを参考にできるかと思います。

外岩ボルダリングのマナー

岩場でのマナー
  • 挨拶をする
  • 登った後はブラッシングをする
  • チッピングは絶対ダメ
  • 必要以上のアドバイスはしない
  • グループでの占領はしない
  • 騒音を立てない
  • 景観を戻す
  • 不審な行為はしない
  • 岩場に行くことが禁止されることがある

挨拶をする

クライマー同士や、地元の方たちに元気よく挨拶をしましょう。

登った後はブラッシングをする

登った後はチョークをブラッシングしましょう。

チッピングは絶対ダメ

岩を故意的に破壊、削る行為を”チッピング”と言います。

チッピングは禁止です。

他には岩が濡れているからと言って、バーナーを直接岩にあてることも禁止です。

必要以上のアドバイスはしない

必要以上のアドバイスは、そのクライマーの楽しみと成長を奪ってしまいかねません。

なぜなら、「自分んで考えて、自らの力で登りきることを楽しみとしている」クライマーが多いからです。

グループでの占領はしない

グループで岩を占領すると、その岩の課題を登りたいと思っている人が課題にとりつくことができません。

他のクライマーを快く受け入れる雰囲気づくりも大切です。

騒音を立てない

クライマーの気合の入った雄たけびや、歓喜の声はクライマー同士には感動やモチベーションを与えます。

しかし、クライミングを知らない地元の方や、釣り人などからしたら”ただの騒音”になります。

民家に近いところや観光地など、クライマー以外もいるエリアでは騒がない方がよいでしょう。

景観を戻す

登り終わって岩を去る時は、チョークをブラッシングし、ごみを持ち帰りましょう。

忘れ物などにも気をつけましょう。

不審な行為はしない

ナイトクライミングなども、クライミングを知らない方たちからすれば不審な行為に見える場合があります。

ナイトクライミングが禁止されていないか、トポを確認しましょう。

岩場に行くことが禁止されることがあります。

地権者や地元の方から「クライマーが迷惑」に感じられた場合、そのエリアが使用禁止になる場合があります。

エリアの禁止理由として、死亡事故があった、事故やケガで救急車がよく来てしまう、一般人に迷惑をかけた、地権者からの苦情などが挙げられます。

岩場で危険なこと、注意すること

岩場で注意すること
  • 岩の上の木の根っこ
  • 落ち方のコントロール
  • マットの間や段差
  • 火気厳禁のエリア
  • 登攀禁止のエリア
  • 駐車場について

岩の上の木の根っこ

岩の上には木の根がはっていたり、枝が伸びていて、それが腐っていることがあります。

トップアウト時に根っこや枝を掴んでしまうと、それごと落下してしまう可能性があります。

岩の上の根や枝には注意してください。

落ち方のコントロール

ジムと違い、岩場ではマットが小さく薄いです。

足から落ちることを心掛けましょう。

大切なのは「この一手を出したら、体はこっちの向きに回転し、この辺に落ちる」という想定をしておくことです。

マットの間や段差

マットのある所に足から落ちたとしても、マットの段差や隙間に落ちて足をくじくことがあります。

このケガが一番多いかもしれません。

ここでも落ち方のコントロールが大切です。

火気厳禁のエリア

火気厳禁のエリアがあります。

トポをしっかり確認しましょう。

火気厳禁のエリアではなくても火元には注意してください。

登攀禁止のエリア

登攀禁止のエリアがあります。

SNSなどから情報を仕入れましょう。

駐車場について

通行の邪魔になる駐車や、トポに指定されている駐車場以外の駐車は控えましょう。

外岩によく行く方はJFAに入会しましょう

NPO法人日本フリークライミング協会(JFA)

フリークライミングの普及と振興を目的に活動しています。 岩場の環境保全、ボルト打ち替え、会報フリーファンの発行、 競技会の開催、ユースの育成、事故情報の収集などを行っているクライマーによるクライマーのための組織です。
JFA ホームページより抜粋

保険について

大きな怪我が心配な方は、以下のリンクから保険に入りましょう。

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