どーも!
今回は
課題に想定ムーブはあっても正解ムーブはない
という話をしようと思います。
ジムの課題について
皆さんがジムで登っている課題たちは
ルートセッターによって作られています。
セッターたちは
「こういうムーブで登ったら楽になる」
「こんなムーブしてほしい」
など、登り方を想定しながら作ります。
しかし、その想定で登らないといけないなんてことは一切ないため
想定以外のムーブで登っている場面をみると僕は
「そんなムーブでいけちゃうのか〜」
なんて実は心のなかで関心しています。
僕はできるだけ想定ムーブで登ってもらいたいと思ってしまうため
課題を作る時に時間がかかる場合があります。
時間をかけて作ったのに想定ムーブで登らなくてもよかった時は
「あちゃぁ〜」
って感じです。
想定以外の登りができたとしても
課題の難しさが簡単になってしまわない限り
課題作りは失敗ではない。
と、思うようにしています。
そうしないと心がもちません笑
セッターとクライマーは課題で対話している
という雰囲気がとても伝わってくる動画です。
対話レベルが高すぎますが…笑
正解ムーブはない
セットされている課題は変化しませんが
クライマー側はリーチや筋量、柔らかさなど
すべての人の体格は違います。
なので、人によってムーブが変わるのは当たり前です。
「正解ムーブはない」
というのは少し間違いかもしれません。
「正解ムーブは人によって変化する」
の方がしっくりきますね!
自分が一番楽に登れる登り方が
「正解ムーブ」
だと言えます。
他人と自分の正解ムーブは違うかもしれない
正解ムーブなんてのは
人によって違います。
ジムなどで親切心から人に教えることがありますよね。
気をつけなければいけないことは
自分の正解ムーブが教えた人の正解ムーブとは限らない
ということです。
僕もこのことを忘れてしまっている時があります。
…反省。
「ここのムーブはこうですよ」
言ってませんか?
ムーブを決めつけて教えてしまう結果、
もっとムーブを探せば解決できたのに
そのムーブに固執して、できずに諦めてしまうこともあります。
教える時はできるだけ
「僕(私)ならこうする、けれど他のムーブもあるかもしれない。」
という感じがいいですよね。
僕はリーチがまったく違う小学生などにはできるだけこのように言うようにしています。
小学生は僕が思いもよらなかったムーブをよく繰り出します
僕が教えたムーブや足おきで登れることも多々ありますが
想定外の動きで登れることも同じくらいあるような気がします。
そのたびに小学生は無限の可能性があることを実感します笑
羨ましい〜!!
課題作りのミス
ジムにある課題は
万人が登れる課題が理想です。
ジムは万人に楽しんでもらう所だからです。
楽しく登りたいのに
リーチが足りなくて登れない、つまらない。
なんてことは避けたいです。
クライマーがつまらないと感じる課題があれば
それはセッターのミスだと思うようにしています。
クライミングジムはクライマーが楽しむためにありますからね。
できるだけつまらないを無くし、楽しいを増やすのがセッターの努めですよね。
頑張ります。
以上。
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